7/26 SDGs市民社会ネットワーク主催フォーラム「世界から日本へ ハイレベル政治フォーラム、G20、そして足元の課題」
2019年は、9月の国連総会でSDGsの首脳級のレビューがあり、12月には日本政府の実施指針の改定があります。今現在は、毎年国連本部(NY)で開かれるハイレベル政治フォーラムが、7月9日から18日まで開催中です。SDGs市民社会ネットワークがSDGsの根幹として掲げる「誰一人取り残されない」社会の実現のために、本フォーラムでは、実施指針の改定に向けて、改めて市民社会の立場から課題を提起し、具体的な政策提言を行うために何をすべきか、皆様と情報を共有し、アイディアを出し合いたいと考えています。ぜひ、ご参加ください。
日時:2019年7月26日(金)13:30~15:30(13:00受付開始)
場所:浅草橋ヒューリックホール2階 会議室(浅草橋駅から徒歩1分)
定員:80名(先着順)事前申し込みをお願いします。
参加費:無料
主催:一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク(SDGsジャパン)
助成:地球環境基金
プログラム(敬称略)
13:30-13:40 開会挨拶、趣旨説明
13:40-14:10 ハイレベル政治フォーラム報告
堀内葵(認定NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)アドボカシー・コーディネーター)
誰一人取り残されないためのSDGsについて
G20からNYでのハイレベル政治フォーラムまで、日本の市民社会の主張はどのように取り扱われてきたか、また世界の状況は?
14:10-14:55 社会課題とSDGs(各15分の問題提起)
「誰一人取り残されないSDGsの達成とは~日本政府SDGs実施指針改定に向けて~」
国内外の貧困問題とSDGs 大橋正明(聖心女子大学教授、同大学グローバル共生研究所 所長)
SDGsとジェンダー課題 三輪敦子((一財)アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪) 所長)
障害者差別撤廃法とSDGs 中西由起子(認定NPO法人DPI日本会議 副議長、SDGsジャパン 理事)
14:55-15:25 実施指針の改定に向けた意見交換
コーディネーター:黒田かをり、稲場雅紀(SDGsジャパン 理事、政府SDGs推進本部「SDGs推進円卓会議」メンバー)
15:25-15:30 まとめ 挨拶
登壇者略歴
堀内 葵 NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)アドボカシー・コーディネーター/ C20副シェルパ
ミレニアム開発目標(MDGs)達成や持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた提言、NGO・外務省定期協議会のNGO側事務局、G7伊勢志摩サミットやG20大阪サミットに向けたCSOプラットフォームの事務局などを担当、アジア各国のネットワークNGOやグローバルNGOネットワークとの連携構築に従事。「防災・減災日本CSOネットワーク(JCC-DRR)」事務局長、「NGO安全管理イニシアティブ (JaNISS)」世話人。
大橋正明 聖心女子大学文学部、グローバル共生研究所教授・所長
1980~87年、国際協力NGOシャプラニール=市民による海外協力の会バングラデシュ駐在員と事務局長、90~93年、国際赤十字・赤新月社連盟兼日本赤十字社バングラデシュ駐在員、93~14年、恵泉女学園大学教員を経て2014年より聖心女子大学文学部・グローバル共生研究所教授・所長。国際開発学(社会開発論)、NGO/NPO/CSO論、南アジア地域研究(バングラデシュ、ビハール州)
三輪 敦子 (一財)アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)所長/C20共同議長
日本赤十字社外事部、国連女性開発基金(現UN Women)アジア太平洋地域バンコク事務所、(公財)世界人権問題研究センターにおいて、ジェンダー、開発、人道支援、人権分野の様々なプログラムの実施支援や調査・研究に携わってきた。2017年より、アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)所長。国連ウィメン日本協会副理事長。
中西由起子 認定NPO法人DPI日本会議副議長、SDGsジャパン理事
聖心女子大学卒業、国際障害者年日本推進協議会や国連ESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)などを経て、現在アジア・ディスアビリティ・インスティテート代表。立教大学、東大(国際保健)、放送大学の講師。DPI日本会議副代表。最近はアジアのみでなく、アフリカの障害者問題のプロジェクトも手掛けている。
黒田かをり SDGsジャパン代表理事/(一財)CSOネットワーク事務局長・理事、SDSN Japan理事
民間企業勤務後、コロンビア大学経営大学院日本経済経営研究所、アジア財団日本の勤務を経て2004年から一般財団法人CSOネットワーク事務局長・理事、ア ジア財団ジャパン・ディレクターを兼任。ISO26000(社会的責任)の策定 に参加。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の「持続可能性に 配慮した調達コード」WG委員、SDGs推進円卓会議構成員、ビジネスと 人権NAP(国別行動計画)市民社会プラットフォーム副代表幹事。2016年設立の「SDGs市民社会ネットワーク」の代表理事に2017年就任。
稲場 雅紀・SDGsジャパン業務執行理事/C20シェルパ
90年代に横浜・寿町の日雇労働者の医療・福祉・生活相談活動に従事、その後当事者として「(特活)動くゲイとレズビアンの会」政策提言担当副代表理事としてLGBTの人権確立やHIV/AIDS問題に取り組む。2002年に国際協力活動に転じ、(特活)アフリカ日本協議会の国際保健部門ディレクターとしてアフリカのエイズ問題などに取り組む。MDGs・SDGsの推進やTICADに関わる市民社会ネットワークの設立・運営に携わり、政府などとも積極的に連携。