新役員体制紹介および新共同代表理事ご挨拶
SDGs市民社会ネットワークでは、2019年7月26日(金)に開催された第3回(2019年度)定時社員総会において役員改選に伴い、同日の理事会において、代表理事、業務執行理事の互選を行いました。 以下の通り体制の変更を行うことになりましたので、お知らせいたします。
代表理事退任のご挨拶
7月26日の理事会で代表理事を退任し、大橋正明、三輪敦子両新代表理事にバトンをお渡ししました。SDGs市民社会ネットワークが2017年2月27日に法人化し、初代代表理事を務めた稲場雅紀さんから2017年7月31日にバトンを受け継いでからの1期2年間、SDGsの予想以上の広がりに対応するべくさまざまな方たちとともにSDGs達成に向けた活動に取り組みました。
9月末にて正会員団体である一般財団法人CSOネットワークを退職するため、当法人の理事を任期満了に伴い退任いたしますが、 新たな体制となった今期は、顧問として、SDGs市民社会ネットワークの活動にかかわっていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
2019年7月26日 黒田 かをり
代表理事就任のご挨拶
SDGsには長所と短所、そして一体性があります。ところが今のSDGsブームでは、各主体が自分の都合のいいところや補助金の付いたところだけをつまみ食いして、全体的一体性や短所に言及することが少ないし、何よりMDGsとSDGsで共通に第一目標、貧困問題への努力も注目も圧倒的に足りません。 市民社会のネットワークの代表として、上記の点を機会があれば特に強調していきたいと考えています。
2019年7月26日
大橋 正明
大橋正明略歴:
80年インド・デリーの国立「中央ヒンディー語学院」終了。80~87年シャプラニールのバングラデシュ駐在員と事務局長、90~93年国際赤十字・赤新月社連盟兼日本赤十字社バングラデシュ駐在員、93~14年恵泉女学園大学教員(現在は名誉教授)、14年から現職。主著に「SDGsを学ぶ」(共編著、法律文化社、2018)、『バングラデシュを知るための66章(第3版)』(共編著、明石書店、2017)、『非戦・対話・NGO』(共編著、新評論、2017)など。
SDGsは人権目標である点がMDGsとの決定的な違いであり、そして、ジェンダー課題への対応はそのための最初の第一歩だと思います。SDGsグロスに歯止めをかけ、「誰ひとり取り残さない社会」への道筋、そして「持続可能な社会」への道筋を、皆さんと一緒に、真剣に探りたいと思います。
これまでのNGOにはない広汎なステークホルダーが参加しているのがSDGs市民社会ネットワークの強みだと思います。SDGsの理念と意義を再確認すると同時に浸透させ、2030年にあるべき社会を創造するためのパッションを集めたいと思います。
2019年7月26日 三輪敦子
(向かって左が三輪代表理事/右が新田英理子事務局長)
三輪敦子略歴:
日本赤十字社外事部(現国際部)、国連女性開発基金(現UN Women)アジア太平洋地域バンコク事務所、(公財)世界人権問題研究センター等において、ジェンダー、開発、人道支援、人権分野の様々なプログラムの実施支援や調査・研究に携わってきた。2019 C20共同議長。
新役員一覧
代表理事
大橋 正明 聖心女子大学/聖心女子大学グローバル共生研究所 教授/所長
三輪 敦子 一般財団法人 アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)所長
業務執行理事
今田 克司 一般財団法人CSOネットワーク 常務理事
長島 美紀 認定NPO法人Malaria No More Japan 理事
星野 智子 一般社団法人環境パートナーシップ会議 副代表理事
理 事
石原 達也 特定非営利活動法人岡山NPOセンター 代表理事
大谷 美紀子 大谷&パートナーズ法律事務所 弁護士
大久保 勝仁 持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム(Japan Youth Platform for Sustainability)参画部統括
中西 由起子 認定NPO法人ディーピーアイ日本会議 副議長
新田 英理子 一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク 事務局長
二村 睦子 日本生活協同組合連合会 執行役員 組織推進本部長
監事
浅見 哲 税理士、麹町納税貯蓄組合連合会 会長
田中 徹二 グローバル連帯税フォーラム 代表理事
(五十音順・敬称略)