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第2回SDGsと平和・核兵器:SDGsで平和や軍縮、核兵器廃絶が積極的にが取り上げられない訳

2023年に発足した、持続可能な開発のための2030アジェンダ(以下、2030アジェンダ)およびSDGsから抜け落ちた課題、論点を議論する、研究会「SDGs&Beyond30研究会(SB研)」。


3月22日に第2回研究会が開催されました。

 

司会:長島

会議次第

 大橋正明・SDGsジャパン共同代表理事より趣旨説明

 講師より「SDGsと平和・核兵器~SDGsで核兵器が取り上げられない訳~」基調講演

 コメンテーターによる講演へのコメント、ディスカッションのファシリテーション

 コアメンバーより質問、ディスカッション

 閉会


ディスカッションポイント

2023年5月19日、G7広島サミットにおいて、核軍縮に焦点をあてた単独の声明「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン 」が発表された。声明では、核兵器不拡散条約(NPT)を核兵器不拡散体制の礎石と位置づけ、その堅持を明記するとともに、核兵器保有国が互いに核戦力を開示して透明性を確保し、核兵器数の削減努力を継続していくことを柱としている。被爆地・広島で開催されたサミットで、核軍縮に関する声明が出されたことは一定評価できるが、「核兵器なき世界」の実現に向けた具体的な道筋が示されず、核兵器による抑止力を事実上肯定した結果となった。ディスカッションでは人権保障の基盤としての平和の実現が鍵であること、他方で核抑止力を前提とした国際社会において平和の実現はあり得るのか、核をSDGsで取り上げるためのビヨンドSDGsの課題を考える。


講師:畠山澄子(PEACEBOAT共同代表)

被爆者と世界をまわる「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」に携わる。 ケンブリッジ大学卒業、ペンシルベニア大学博士課程修了(科学史)。 共著に『軍縮教育 ピースボートの方法論』[英語]など。



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