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【開催報告】「危機を好機に 対話から見出す変革の道すじ」


2024年3月26日に、SDGsジャパンは、多様なステークホルダーとの対話から、今後のSDGs達成に向けた道すじを探るイベント「危機を好機に 対話から見出す変革の道すじ」を開催しました。SDGsジャパン8周年記念事業である同イベントの開催に当たっては、事業ユニット幹事会議の有志により企画、運営され、100名以上の申し込みをいただきました。


共同代表理事の大橋正明による課題提起の後、外務省地球規模課題総括課長の有馬孝典様から日本政府のSDGsへの取り組みや、現状を共有するビデオメッセージが寄せられました。

外務省地球規模課題総括課 課長 有馬孝典様
外務省地球規模課題総括課 課長 有馬孝典様

後半のディスカッションでは、5名の登壇者およびオンライン・対面で参加された方からの意見や質問も交えつつ進み、主に自治体・経済・貧困・子ども・ジェンダー・人権について、各分野の現状や課題、今後が非常に具体的に共有されました。


また、昨年末に改定された「SDGs実施指針」や、2025年に発表が予定されている「SDGsに関する自発的国家レビュー(VNR)」、これから先、SDGs達成に向けた要となる国際会議やイベントに関する情報、それに向けた動きに関する指摘もあり、2030年のゴール達成に向けた道筋を多様な視点から探るディスカッションとなりました。

ディスカッションの様子
ディスカッションの様子

最後に、事務局長の新田英理子より、ディスカッションの総括として、この7年間でSDGsの解像度が上がった一方で、2030年のゴールまでに様々な課題があることが指摘されました。その上で、「来年に実施されるVNRに向けて、多様なステークホルダーと協力しながらゴール達成に向けて積極的に活動を続けていきたい」と述べました。



集合写真


以下、概要

【プログラム】

1.開会と基調提起:大橋正明(SDGsジャパン 共同代表理事)

2.外務省からの現状共有(ビデオメッセージ)

3.ディスカッション&質疑応答

 ファシリテーター:長島美紀(SDGsジャパン 理事)

 ディスカッション登壇者:※発言順

 ・高木 超様(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任助教)

 ・氏家啓一様(グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ) 事務局次長) 

 ・足立治郎様(特定非営利活動法人「環境・持続社会」研究センター(JACSES) 事務局長)

 ・堀江由美子様(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシー部 部長)

 ・三輪敦子(SDGsジャパン 共同代表理事)

4.閉会挨拶:新田英理子(SDGsジャパン理事・事務局長)


なおこのイベントは地球環境基金の助成を受けて開催されました。




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