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9/6開催SDGsジャパン主催トークイベント「SDGsの根本を考える:誰一人取り残されない世界」


一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク(SDGsジャパン)は、「誰一人取り残さない」とは、「誰」なのか、「どのように取り残さないのか」、さまざまな視点から考える、リレートーク「あと7年。SDGs達成へ向けた道標を考える」を開催しています。


第5回となる今回は、SDGsジャパン理事、さっぽろ自由学校「遊」事務局長の小泉雅弘さんを迎え、SDGsで伝えている「誰一人取り残さない」の本質は何か、そして人々がSDGsに関わることの意義・重要性について考えます。


SDGs達成年まであと半分となった2023年。日本各地でSDGsに関する取組みや普及啓発がさかんになっている状況ですが、表層的な部分のみだけが発信されていて、SDGsの本質的な課題やできた背景などについて十分に知らされていないのではないかという声も聞かれます。今よりも少しエコに、少しエシカルに、というレベルでは到底達成できず、貧困や戦争などの課題が解決できないこと、人権が守られず、置き去りになる人々か増えるであろうと予測される中で、今一度、SDGsの本質的な問いを立てて、誰が何をすべきかを議論します。

  

小泉さんからは以下のような点について問題提起をしていただき、その後、参加者の皆さんと一緒にディスカッション、情報共有をします。


  • 今の経済の在り方を受容したままでは持続不可能ではないか。

  • SDGsに軍事・戦争・核の問題が入っていない。

  • 科学技術へのクリティカルな視点が必要ではないか。

  • 市民の立場から考えると、公害問題=人権問題の視点が重要

  • 市民の歴史・地域の歴史・過去を見てから将来を展望するべき。


また、小泉さんが北海道において取組んでいる、先住民族の視点でSDGsを考える「森川海プロジェクト」や、多様なステークホルダーが政策対話に参加できるようにする「メジャーグループプロジェクト」についてもご紹介いただき、地域においての意思決定に多様な主体が関わる事例を共有します。

 

主 催:一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク

日 時:2023年9月6日(水)午後7時~8時

会 場:オンライン開催(参加申込者に後日ZOOM情報をお送りします)

参加人数:50名

申し込みフォーム:https://forms.gle/ju1uT4nQZNsmn62G8


タイムスケジュール

18:50 ZOOMアクセス開始

19:00 イベント開催趣旨説明・スピーカー紹介

19:05 小泉さんプレゼンテーション

19:25 参加者とのディスカッション

20:00 閉会・次回アナウンス


スピーカー:小泉 雅弘(こいずみ まさひろ)

      特定非営利活動法人さっぽろ自由学校「遊」 事務局長

      団体リンク:http://sapporoyu.org/


プロフィール:

神奈川県出身、北海道・札幌市在住。さっぽろ自由学校「遊」の事務局を設立時(1990年)より担う。2003年度より、持続可能な開発のための教育(ESD)を意識した取り組みをはじめ、2020年度からは北海道メジャーグループ・プロジェクトを実施している。また、アイヌ民族の権利回復をテーマとした講座や調査・提言プロジェクトに関わる。他に、NANCiS(市民社会スペースNGOアクションネットワーク)世話人、アイヌ政策検討市民会議運営委員、北海道NGOネットワーク協議会理事、酪農学園大学非常勤講師など。



聞き手:星野智子(SDGs市民社会ネットワーク理事、(一社)環境パートナーシップ会議 副代表理事

 

*リレートークは、2030年SDGs達成までの折り返しとなる2023年に、改めて「誰一人取り残さない」について、さまざまな視点からみなさんとの議論を通じて深め、共に行動するために不定期に実施します。




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