SDGs市民カレッジ2023開講 People in poverty ~貧困・格差のない世界へ~
SDGs市民カレッジ2023が開講します。
一般社団法人SDGs市民社会ネットワークは、「SDGs市民カレッジ2023」10月21日(土)に開講します。本カレッジでは、17の目標の基盤となっている、5つのP(People, Planet, Prosperity, Peace, Partnership)のひとつである“People(人々)”に焦点を当てて、SDGs達成に向けた学びを深めます。
”誰一人取り残さない”ための、貧困・格差のない社会をつくるにはどうしたらよいか、他の諸課題との関連性や、連携のあり方など、さまざまな視点から考えます。世界の状況を理解し、同時に身近な現場の状況にも目を向け、参加者の皆さんと一緒に学ぶ場です。
今回は、「貧困・格差」がテーマです。
活動現場を視察・体験する時間や、他分野で活動をしている方たちも交えたディスカッションも予定しています。
◆概要
テーマ:People in poverty ~貧困・格差のない世界へ~
日 時:2023年10月21日(土) 10:00~17:30
場 所:エコギャラリー新宿 研修室(新宿中央公園内)+一部オンライン
◆プログラム
10:00 趣旨説明・チェックイン
10:20 講義「LNOB/世界の貧困」
大橋正明 SDGsジャパン共同代表
11:00 ディスカッション1
モデレーター:長島美紀 SDGsジャパン理事
1.情報を受けた感想と質問
2.貧困・格差が広がる原因と背景について議論
11:50 ランチタイム&移動
12:30 エクスカーション&移動
※エクスカーションは「自立生活サポートセンターもやい」の活動現場を訪問、支援の体験をします。
15:30 情報提供1「子どもの貧困問題解決事業プログラム
(国内の子どもの貧困問題の現状と解決への糸口)」
鳥塚早葵さん
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン国内事業部
15:50 情報提供2「貧困・格差解消のための次の一手や新たな発見に向けて
(なぜ、日本では孤独・孤立対策なのか?)」
大西 連さん
特定非営利活動法人自立生活サポートセンターもやい理事長
16:10 ディスカッション2「貧困・格差解消のための次の一手や新たな発見に向けて」
モデレーター:新田英理子 SDGsジャパン理事・事務局長
17:10 ラップアップ
17:30 終了 終了後、懇親会(任意参加)
◆参加費
会員:5,000円 一般・非会員:6,000円 学生:2,000円
オンライン(座学のみ):2,000円(会員・一般とも)
※参加費の一部は「自立生活サポートセンターもやい」に寄付します。
◆お申込み
以下のリンクからご登録ください。
◆こんな方におすすめです。
貧困・格差問題について理解したい方
貧困・格差問題やSDGsに取り組んでいる人と話をしたい方
SDGs達成に向けて意欲的に活動したい方
今後SDGsをテーマに活動を考えている方
◆講義の内容
貧困・格差の課題についてグローバルとローカルの多様な視点を学べます。
SDGsの他の課題との関係性・つながりについて理解します。
SDGs達成に向けた政策や活動のあり方について話し合います。
エクスカーションでは、自立生活サポートセンター・もやいと新宿ごはんプラスという団体が東京都庁下(会場から歩いて数分)で毎週土曜日に行っている食料品配布と相談会の活動現場に行き、現場視察、ボランティア体験を行います。
◆登壇者プロフィール
●大橋 正明(おおはし まさあき)
恵泉女学園大学名誉教授。
80~87 年シャプラニール=市民による海外協力の会のバングラデシュ駐在員と事務局長、90~93 年国際赤十字・赤新月社連盟兼日本赤十字社バングラデシュ駐在員、93~14 年恵泉女学園大学教授、14~22年聖心女子大学教授、17年4月~21年3月聖心女子大学グローバル共生研究所初代所長。(一社)SDGs市民社会ネットワーク 共同代表。
●長島 美紀(ながしま みき)
認定NPO法人Malaria No More Japan 理事/公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン アドボカシーグループリーダー
政治学博士。先進国の難民受け入れ政策を研究する傍ら難民支援活動などに参加。その後様々なNGOや財団の運営に従事。朝日新聞デジタル コメンテーター、内閣府男女共同参画推進連携会議有識者議員。(一社)SDGs市民社会ネットワーク 理事。
●大西 連(おおにし れん)
認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長
生活困窮者支援に携わりながら、日本の貧困、社会保障の問題などについて、発信、提言を精力的に行っている。著書に『すぐそばにある「貧困」』(ポプラ社)など。政府のSDGs推進円卓会議構成員、内閣官房孤独・孤立室政策参与。
●鳥塚 早葵(とりづか さき)
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン国内事業部
子ども支援専門の国際NGOであるセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに2020年入局。日本国内の子どもの貧困問題解決のため、長期休暇中の子どもたちへの食料品提供といった直接支援や、子どもの権利と子どもの貧困について考える教材の開発・普及などに取り組んでいる。
●新田 英理子(にった えりこ)
(一社)SDGs市民社会ネットワーク理事・事務局長
認定NPO法人日本NPOセンター事務局長を経て、19年4月より現職。京都精華大学評議員、科学技術(JST)STI for SDGs審査員、足立区協働・協創パートナー基金審査会審査委員長、法政大学人間環境学部非常勤講師。
*本イベントは地球環境基金の助成を受けて運営します。
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